光ファイバ
光は、ファイバの中を中心部の屈折率の高いコア内を伝搬していく。
光ファイバは、大きく2種類に分類される。ファイバの中を1つの波しか通れないものを、シングルモードファイバ、多くの波が通れるものをマルチモードファイバという。マルチモードファイバは、更にコアとクラッドの屈折率分布の違いから、ステップ形とグレーデッド形に分けられる。
・シングルモード(SM)ファイバ
SMファイバは、モードフィールド径約10μm、クラッド径125μmの単一モード伝搬用ファイバで伝送帯域が広く、長距離、大容量伝送に適するため公衆通信幹線用、海底ケーブル等に使用されている。
・グレーデッドインデックス(GI)ファイバ
GIフアイバは、コア径50μm、クラッド径125μmのマルチモード伝搬用ファイバで、公衆通信加入者系ケーブル、ITV監視システム等小容量の伝送で十分で、比較的短距離伝送用に適用されている。