JECTECについて
会長メッセージ
会長 岡本 達希
(元東北大学客員教授)
本年6月14日に開催された定時総会後の理事会において、佐古猛会長の後任としてJECTECの会長を拝命いたしました。前会長同様に、ご支援、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
思いおこせば、JECTECとは長いお付き合いがあります。今から27年ほど前、小生が電力中央研究所で研究部長を担当していた頃、第30回セミナー(「耐熱ポリマに関する最近の技術動向」1995年9月開催)にて「高分子材料の高温部分放電劣化特性」というタイトルで講演をさせて頂いたことがありました。その後も電力設備の劣化判定技術の向上などに関連した研究上の問題解決のために、ご相談に伺ったことがあり、研究推進に大いに役立ったことを覚えています。
JECTECは1991年の設立以来、経済産業省や会員各社のご支援やご協力をいただきながら、電線・ケーブルに関する試験研究機関として、事業推進をおこなってまいりました。この間、2017年度に策定された「JECTEC 2030 あるべき姿」の実現に向けて、会員各社や業界から求められるサービスの充実、そして充実したサービスを継続して提供できる体制を維持してまいりました。今後も会員各社や業界から求められるサービスを提供できる組織として活動してまいりたいと思います。
近年の会員各社の専門職の減少傾向、引いてはJECTECへの出向者の減少が想定されることから、本年はさらなる業務効率化を目指して、新たに組織改正を行いました。具体的には組織機能をさらに充実させるため、経営企画部を新設するとともに、従来の組織機能分担の見直しを行い総務部、広報・研修部、認証部、そして試験・研究部の新たな5部体制を構築し、業務効率化を目指してまいります。この新しい組織強化にもとづいて、次の三つの重点項目を基礎に運営を進めてまいります。
時代の変化を鑑み、求められる業務を的確に把握するとともに、これまで以上に会員各社のご期待に沿い、お役に立てるようにJECTEC一同、最善の努力をしてまいる所存でございます。今後ともご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。
2024年 6月
思いおこせば、JECTECとは長いお付き合いがあります。今から27年ほど前、小生が電力中央研究所で研究部長を担当していた頃、第30回セミナー(「耐熱ポリマに関する最近の技術動向」1995年9月開催)にて「高分子材料の高温部分放電劣化特性」というタイトルで講演をさせて頂いたことがありました。その後も電力設備の劣化判定技術の向上などに関連した研究上の問題解決のために、ご相談に伺ったことがあり、研究推進に大いに役立ったことを覚えています。
JECTECは1991年の設立以来、経済産業省や会員各社のご支援やご協力をいただきながら、電線・ケーブルに関する試験研究機関として、事業推進をおこなってまいりました。この間、2017年度に策定された「JECTEC 2030 あるべき姿」の実現に向けて、会員各社や業界から求められるサービスの充実、そして充実したサービスを継続して提供できる体制を維持してまいりました。今後も会員各社や業界から求められるサービスを提供できる組織として活動してまいりたいと思います。
近年の会員各社の専門職の減少傾向、引いてはJECTECへの出向者の減少が想定されることから、本年はさらなる業務効率化を目指して、新たに組織改正を行いました。具体的には組織機能をさらに充実させるため、経営企画部を新設するとともに、従来の組織機能分担の見直しを行い総務部、広報・研修部、認証部、そして試験・研究部の新たな5部体制を構築し、業務効率化を目指してまいります。この新しい組織強化にもとづいて、次の三つの重点項目を基礎に運営を進めてまいります。
- 第一に電線・ケーブルの第三者評価機関として、信頼性の高い受託試験や認証サービスの提供を行います。
- 第二に電線産業に係る人材教育や調査研究等の技術サポート機能の充実を図ります。
- 第三にJECTECの経営基盤の強化・安定化を目指すとともに、人材の育成を図ります。
時代の変化を鑑み、求められる業務を的確に把握するとともに、これまで以上に会員各社のご期待に沿い、お役に立てるようにJECTEC一同、最善の努力をしてまいる所存でございます。今後ともご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げ、会長就任の挨拶とさせていただきます。
2024年 6月