OPGW(光ファイバ複合架空地線)
【機 能】 | 送電線(本線)の上部に架線して、雷の直撃から送電線を守り、逆閃絡防止とともに光通信の基幹ネットワーク 構築の役割を担う。 |
【構 造】 | OPユニットを中心としてその周囲にアルミ被服鋼線*を同心円に各層交互反対により合わせたもの OPGWの布設実績:布設亘長 26,000km(6/3)高圧架空送電線路の38%に相当する 今後は2次系への拡張、さらにはOPGWを利用した送電線保守監視システムの開発実用化が進み、実績の増加が見込まれる。 |
- アルミ被覆鋼線 - ・アルモウエルド線(AW線):鋼線の上にアルミ粉末を焼結させ、それを伸線した被覆線(米国で開発されたもの) ・アルミ被鋼線(AS線):亜鉛メッキ鋼線の上に電気用アルミを圧接被覆して製造する(日本で開発されたもの) |