エレベーター用電線
エレベーター用電線は、JIS C 3408「エレベーター用ケーブル」に規定されている。
エレベーターケーブルは、高層ビルにあって垂直に布設され、上部のドラムに繰り返し巻き取り・巻き戻しされるので、この間にケーブルに捻じれが発生しないことが重要となる。
また、繰り返しの張力に耐える必要があるため、丸形ではケーブル中心部に、平形では平形の左右2ヶ所に補強線を設けることが多い。
平形ケーブルは捻じれが発生しにくい構造のため、超高層ビル用で多く採用されているが、図のように、線心をいくつかに区分して集合した上で、平形の長径方向に分散して配置する構造としている。
また、繰り返しの張力に耐える必要があるため、丸形ではケーブル中心部に、平形では平形の左右2ヶ所に補強線を設けることが多い。
平形ケーブルは捻じれが発生しにくい構造のため、超高層ビル用で多く採用されているが、図のように、線心をいくつかに区分して集合した上で、平形の長径方向に分散して配置する構造としている。
平形エレベーターケーブルの断面図(例)