■試験項目
JIS C 3666-2　・　IEC 60754-2　・　JCS 7397.5

地球環境保全の働きが進行するなか、産業廃棄物処理の問題が課題のひとつとなっています。
電線・ケーブルの被覆材の多くは埋め立て処理や焼却処分されています。　電線の絶縁体やシースにハロゲンが含まれている場合、焼却処分するとハロゲン系ガスが発生し焼却炉を腐食させます。
また、火災などでハロゲンが含まれた電線が燃えた場合に直接炎に巻き込まれていない機器類でも電線から発生したハロゲン系ガスによって腐食の被害を受けます。
そこで、火災時や焼却をした場合でもハロゲン系ガスを発生しない電線の需要が高まっています。