摩耗試験(テープ)
摩耗試験(テープ)
試験の概要
摩耗テープの上に電線を載せた状態で摩耗テープを移動させ、内部の導体が露出するまでの摩耗テープの移動距離を測定することで、電線被覆の耐摩耗性能を評価します。
摩耗テープには一定間隔毎に導電部があるため、電線の導体が露出したタイミングを正確に測定することが可能です。
また、導電性のパイプを使用することでチューブ状・シート状のサンプルに対しても試験を行うことができます。
摩耗テープには一定間隔毎に導電部があるため、電線の導体が露出したタイミングを正確に測定することが可能です。
また、導電性のパイプを使用することでチューブ状・シート状のサンプルに対しても試験を行うことができます。
試験条件
摩耗テープ粒度 | #180A、#150AA、#150A、#150CC、#150C等 |
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摩耗テープ移動速度 | 1,500mm/min |
荷重 | 450~1,900g |
テープ導電部間隔 | 75mm、150mm |
テープ支持ピン | φ6.9mm、φ7.0mm |
対応規格
- JIS C 3406
- ISO 6722-1
- ISO 19642-2
- SAE J1128
- JASO D 618
- JASO D 625