カーボン含有量の測定

カーボンブラック含有量の測定

試験の概要

電線・ケーブル被覆に含まれるカーボンブラック（以後、カーボン）の含有量を測定します。
一般的に電線・ケーブルの被覆には紫外線劣化を防ぐためにカーボンを添加して紫外線を遮蔽する配合処方が取られています。一方で、多量のカーボンを配合すると導電率が上がり、トラッキングなどを起こしてしまうこともあり、また機械特性の低下にも影響を与えてしまうため、適切な配合量の調整が必要となります。
JECTECでは主に管状炉を用いたカーボン含有量測定を実施しています。