垂直トレイ燃焼試験
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垂直トレイ燃焼試験
試験の概要
垂直トレイ燃焼試験は、IEEE383(1974)に基づくケーブル燃焼試験で、JIS C 3521として日本でも規格化されています。規定本数のケーブルを垂直トレイに規定方法で取付け、トレイ下方より規定のバーナによりケーブルを20分間燃焼させ、トレイ上方への延焼性を評価します。
【試験の様子(JIS C3521)】
試験条件
バーナー出力 | 20kW |
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使用燃料 | プロパンガス |
試料長 | 2400~2440mm |
試料取付本数 | 試料外径による |
試料取付方法 | トレイの中央部に試料外径の1/2間隔で幅が150mm以上となるよう敷設取り付ける |
接炎時間 | 20min |
対応規格
- IEEE 383
- IEEE 1202
- JIS C 3521
- UL 1685
- CSA FT-4 など
多条ケーブル垂直燃焼試験
試験の概要
他の垂直トレイ燃焼試験との主な違いは、トレイのサイズが大きく、大掛りな囲いを有している点です。試験は規定本数のケーブルをはしご状の垂直に設置されたトレイに規定の方法で布設し、バーナによりトレイ下方よりケーブルを燃焼させ、トレイ上方への延焼性を評価します。また、EN 50399では延焼性に加え、発煙性と発熱性も評価します。
【試験の様子(IEC60332-3)】
試験条件
取付本数がカテゴリーおよびケーブルの非金属部体積により決定される規格
バーナー出力 | 20kW, 40kW |
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使用燃料 | プロパンガス |
試料長 | 3.5m/条 |
試料取付本数 | カテゴリーおよびケーブルの非金属部体積による |
接炎時間 | 20~40min |
多条布設されたケーブルを規定時間燃焼させ、発熱性能および損傷長に応じクラス判定を行う規格
バーナー出力 | 20kW, 30kW |
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使用燃料 | プロパンガス |
試料長 | 3.5m/条 |
試料取付本数 | 試料外径による |
接炎時間 | 20min |
対応規格
取付本数がカテゴリーおよびケーブルの非金属部体積により決定される規格
- IEC 60332-3
- EN 60332-3
- EN 45545-2
- BS 6853
多条布設されたケーブルを規定時間燃焼させ、発熱性能および損傷長を測定し測定結果に応じクラス判定を行う規格
- EN 50399
- EN 50575
- 欧州建設資材規制(CPR)