Cat.6A LANケーブル性能評価試験
インターネットトラフィックの増大やWiFiの高速化に伴うボトルネックの移動に伴い10Gbpsの伝送が可能なCat.6A LANケーブルの市場が拡がり、多数の製品が流通してきています。このようななか、JECTECではユーザが安心して製品を選択することができるように一般社団法人 電子情報技術産業協会（JEITA）とタイアップし、Cat.6AケーブルのJIS規格（JIS X 5150-1：2021）への適合性を評価し、適合する製品の情報をJECTECのWebサイト上で公開します。
なおJIS規格では各種の伝送特性が規格化されていますが、特にCat.6A以上で規格化されたエイリアンクロストーク（PSANEXT，PSAACRF）および一般ユーザが購入することが多いと想定されるパッチコードの反射損失（RL）と近端漏話（NEXT）について測定します。Webサイト掲載期間は公開後5年間です。
なおJIS規格では各種の伝送特性が規格化されていますが、特にCat.6A以上で規格化されたエイリアンクロストーク（PSANEXT，PSAACRF）および一般ユーザが購入することが多いと想定されるパッチコードの反射損失（RL）と近端漏話（NEXT）について測定します。Webサイト掲載期間は公開後5年間です。
注）JECTECでの評価結果は依頼者から提供されたサンプルのみに有効であり、同一型式品の規格への適合性を保証するものではありません。
試験方法の概要
エイリアンクロストークはご依頼者様より提供されたケーブルを6-around-1の形状に加工し、さらにケーブル両端をRJ-45ジャックで成端します。ここにJECTECの保有するフルーク・ネットワークス社製 ケーブルアナライザ DSX-8000にパーマネントリンクアダプタを取り付けたものを接続し測定します。なおパーマネントリンクアダプタでは前記のRJ-45ジャック部でのクロストークも測定されますが、この部分は金属パイプでRJ-45ジャック間を遮蔽しケーブル部のみを測定します。 パッチコードの特性も同様にDSX-8000とパッチコードアダプタを用いて測定します。 いずれも測定結果が規格を満足した場合にサンプルを適合と判定しWebサイトに掲載します。 試験結果の報告はDSX-8000の出力するファイル（*.alien，*.flw）をご依頼者様に提出いたします。
お申込み方法
1 専用見積り依頼書を送付（ご依頼者様）
Cat.6A LANケーブル型式試験専用見積り依頼書（下記）に必要事項をご記入のうえ、お問合せフォーム等を用いてJECTECに送付してください。
2 見積書発行（JECTEC）
ご提出頂きました見積依頼書の内容をもとに見積書を作成し、 送付いたします。
3 注文書の送付（ご依頼者様）
見積書の内容をご確認頂き、内容がよろしければ、注文書を送付してください。
注文書のフォーマットはどのようなものでも結構です。
注文書のフォーマットはどのようなものでも結構です。
4 評価試験用サンプルの送付（ご依頼者様）
評価試験用サンプルを必要数JECTECにお送りください。
評価試験用ケーブルの必要数量
エイリアンクロストーク用：90m×7本（リール7個）
パッチコード試験用：3本
評価試験用ケーブルの必要数量
エイリアンクロストーク用：90m×7本（リール7個）
パッチコード試験用：3本
試験料金（税抜き）
エイリアンクロストーク：300,000円
パッチコード試験：100,000円
パッチコード試験：100,000円
※エイリアンクロストークに関してはご提供いただくサンプルが前項の形態でない場合や、試験後のサンプルの返却が必要な場合には追加料金が発生します。
