高難燃ノンハロゲンの耐火・耐熱電線について
高難燃ノンハロゲンの耐火・耐熱電線は、難燃性を向上させ、さらに火災時にも煙やガスの発生を少なくした耐火・耐熱電線で、平成9年12月18日の消防庁告示第10号、第11号で新たに規定されました。
一般の耐火・耐熱電線はケーブル単体を供試体とした燃焼試験(JIS C 3005:傾斜試験)に合格するものであり、CVケーブルなど一般ケーブルの難燃性と同等です。これに比べ、高難燃ノンハロゲン耐火・耐熱電線は下図に示すような、ケーブル群を対象にしたもので、垂直トレイ燃焼試験(JIS C 3521)に適合するケーブルです。
従来は、ケーブルの難燃性を向上させるためにハロゲン系の難燃材などを添加した材料を採用していましたが、高難燃ノンハロゲンの耐火・耐熱電線は、ハロゲン元素を含まない材料を使用し、有毒ガス、腐食性ガスおよび煙などの発生を大幅に低減しています。
一般の耐火・耐熱電線はケーブル単体を供試体とした燃焼試験(JIS C 3005:傾斜試験)に合格するものであり、CVケーブルなど一般ケーブルの難燃性と同等です。これに比べ、高難燃ノンハロゲン耐火・耐熱電線は下図に示すような、ケーブル群を対象にしたもので、垂直トレイ燃焼試験(JIS C 3521)に適合するケーブルです。
従来は、ケーブルの難燃性を向上させるためにハロゲン系の難燃材などを添加した材料を採用していましたが、高難燃ノンハロゲンの耐火・耐熱電線は、ハロゲン元素を含まない材料を使用し、有毒ガス、腐食性ガスおよび煙などの発生を大幅に低減しています。