グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


電線の基礎知識

耐火電線


消防庁の登録認定機関として消防庁告示に規定された耐火・耐熱電線及び耐火バスダクトの適合性検査を行い認定証書を発行しています。また、第三者認証機関として警報用ケーブル等について一般社団法人日本電線工業会規格への適合性検査を行い評定証書を発行しています。

耐火電線(FP)

消防庁の規定(消防庁告示第10号、平成9年12月18日に基づく技術基準)に基づき認定された電線で、30分間で840℃に達する加熱温度曲線で加熱されても耐える性能を持ち、非常電源の回路等に使用を認められた電線です。 布設方法によって、露出配線に限って使用できるもの(FP)と、露出配線および電線管内、ダクト内等の密閉配線の両方に使うことができるもの(FP-C)の2種類があります。耐火電線には導体上に耐火層が施されており、高温においても絶縁性に優れたマイカテープ(雲母とプラスチックまたはガラスクロスを貼り合わせたテープ)が使用されています。
そして、その上には、一般ケーブルと同様に絶縁体(ポリエチレンまたは架橋ポリエチレン)が施されます。

耐火電線の例(低圧耐火ケーブル)