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電線の基礎知識

警報用フラットケーブル


警報用フラットケーブル(AFC)

警報用ポリエチレン絶縁ケーブル同様、火災報知設備における感知器の信号伝送回路用などに主に使用されていました。
良質な住宅財産形成の一環として耐久性・更新性の向上および内装・設備の可変性の向上を目的としたSI住宅(S:スケルトン、躯体、Ⅰ:インフィル、内装、の分離構成した住宅)の研究が行われ、その住宅設備として、コンクリート直天井に施設可能な自動火災報知設備用ケーブルとして開発されたものです。
構造として心線並列形ケーブル、対形ケーブルおよび平形ケーブルの三種類のものがあります。心線並列形ケーブルを除き、絶縁体にポリエチレン、シースにビニルが使用されています。心線並列形ケーブルはシースを兼ねたビニル絶縁体が被覆されています。
日本電線工業会規格JCS 4504「警報用フラットケーブル」において、仕様が規定されていましたが、製造している社がないことから同規格は2024年2月29日付で廃止されました。

警報用フラットケーブルの例

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