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電線の基礎知識

同軸ケーブル



CATV用同軸ケーブル

CATV用同軸ケーブル

CATVはCommunity Antenna Televisionの略称で山間辺地やビル陰地域の難視解消のための高感度アンテナで受信し同軸ケーブルを通して各家庭に分配するシステムであるが、最近では自主番組放送等に加え双方向伝送や衛星放送受信、コンピュータとの接続、ファクシミリ、データ伝送といった多彩な広帯域情報サービスシステム(Cable and Tele-communication Television System)へと発展しつつある。
幹線ケーブルは銅の内部導体に発泡・高発泡プラスチックまたは空隙形プラスチックで絶縁し、外部導体をアルミパイプとし、外部にポリエチレンを施した構造としているので、低損失でしゃへい効果が良く吸湿性がなく、経年変化が少ないという特徴がある。 また、分岐線、分配線および引込線用として、発泡または高発泡ブラスチックを絶縁体、外部導体をラミネートアルミテープとし、外部にポリエチレンで被覆したラミネートシース同軸ケーブルがある。

テレビ受信用同軸ケ一ブル

各家庭におけるテレビのアンテナから受像機まで映像と音声信号を伝える電線で銅単線の内部導体にポリエチレンまたは発泡ポリエチレンを絶縁体とし、外部導体は銅線編組等、シースはビニルとしたケーブルが用いられている。
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