CPRに関する試験
欧州建設資材規制(CPR)に関する試験
JECTECは、ドイツの第三者認証機関であるVDE Testing and Certification Institute(ドイツ、オッフェンバッハ市)と、CPRに基づく電線・ケーブル試験の外部試験機関としての契約を締結しています。
CPRは、CPD(Construction Products Directive)に置き換わりEU加盟国内での建設資材の安全性と流通の円滑化を目的に2011年に施行された規則で、最も大きな変更点は、メーカーのCE宣言に対してEUの通知機関(Notified Body)の関与が義務化されたことです。
CPRでは建設物に恒久的に布設される電線・ケーブルも規制対象となり、2017年7月1日より引火性、火炎伝搬性に関する性能宣言が強制となっています。
メーカーは、欧州規格に基づき指定機関で試験を実施し、指定機関が発行するClassification report(もしくはCE認証書)をもとに、性能宣言書(Declaration of Performance)を発行し、CE宣言することが要求されます。
メーカーは、欧州規格に基づき指定機関で試験を実施し、指定機関が発行するClassification report(もしくはCE認証書)をもとに、性能宣言書(Declaration of Performance)を発行し、CE宣言することが要求されます。
規定されている電線・ケーブルへの引火性・火炎伝搬性能グレードは7クラス(Aca, B1ca, B2ca, Cca, Dca, Eca, Fca)で、このうちクラスAca, B1ca, B2ca, Ccaグレードの性能宣言には、欧州委員会の認定を受けたNotified Bodyが発行するCE認証書が、またクラスDca及びEcaグレードには、欧州委員会の認定を受けた通知試験機関(Notified Testing Laboratory)が発行するClassification reportが必須となっています。
JECTECは、CPRのNotified BodyかつNotified testing laboratoryであるVDE Testing and Certification Instituteの外部試験委託機関として登録され、JECTECの試験結果が、VDE発行のCE認証書及びClassification reportに活用されています。
国内メーカーがJECTECをご利用いただくことで、試験サンプルの海外への送付が必要なくなり輸送時間とコストの削減を図れるとともに、JECTECでの試験立会や納期短縮などが期待でき、迅速なEU市場への参入にご活用いただけます。
国内メーカーがJECTECをご利用いただくことで、試験サンプルの海外への送付が必要なくなり輸送時間とコストの削減を図れるとともに、JECTECでの試験立会や納期短縮などが期待でき、迅速なEU市場への参入にご活用いただけます。
JECTECは、VDE Testing and Certification Institute及びその日本の窓口であるVDEグローバルサービスジャパン株式会社との連携を更に深め、国内メーカーの海外事業展開をサポートするための取組み強化を進めています。
なお、CPRに関してJECTECが実施する試験は次のとおりで、CPRに関するお問い合わせ窓口はVDEグローバルサービスジャパン株式会社で行っています。
なお、CPRに関してJECTECが実施する試験は次のとおりで、CPRに関するお問い合わせ窓口はVDEグローバルサービスジャパン株式会社で行っています。
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CPRに関するお問合せ先
VDEグローバルサービスジャパン株式会社
〒541-0043 大阪市中央区高麗橋3-1-14 高麗橋山本ビル4F
カスタマーサービス部
Tel:06-6232-1567, Fax : 06-6232-1568
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カスタマーサービス部
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