
■試験項目
IEC 60811-605 4.2項 ・ 4.3項
一般の電線・ケーブルの外被には紫外線劣化を防ぐため、通常カーボンブラックを添加して紫外線を遮蔽する配合処方が取られています。 一方で、カーボンブラック配合量の増加と共に生じる悪影響も存在します。 カーボンブラックは非常に導電性の高い性質を持つため、多量に配合すると導電率が上がり、トラッキングなどを起こしてしまうこともあり、また機械特性の低下にも影響を与えてしまいます。 この様な理由から、適切な配合量の調整が必要となります。 そのカーボン含有量測定に関する規格は2つあります。
電気炉・シリカ燃焼管
製造者 |
中村科学器械工業株式会社 |
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寸 法 |
(幅)350mm × (内径)45mm |
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温 度 |
MAX 1,200度 |
TG-DTA(熱重量分析-示差熱分析装置)
製造者 |
株式会社リガク |
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型 式 |
TG8120 |
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加熱方式 |
抵抗炉、赤外線加熱炉 |
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温 度 |
室温~1,000度 |