HOME > 燃焼試験 > 毒性ガス試験(EN 50305 9.2 毒性ガス試験)
【燃焼試験の模式図】
■試験規格:
EN 50305 9.2 Toxicity
EN 50305 9.2 Toxicity
■試験対象:
鉄道車両用ハロゲンフリーケーブルの絶縁体及び
シース
鉄道車両用ハロゲンフリーケーブルの絶縁体及び
シース
■定性分析:
ラセーニュ法
ラセーニュ法
■燃焼温度:
800℃
800℃
■燃焼時間:
20分
20分
欧州規格であるEN 50305は、特殊な耐火災性能を有する鉄道車両用ケーブルの絶縁材及びシース材の試験方法を規定した試験規格であり、毒性評価は9.2項に定められています。
具体的には、樹脂が燃焼する時に発生する毒性ガスの量を評価する試験で、評価の対象ガスはCO、CO2、SO2、HCN、NOxの最大5種類となります。試験は事前に行う定性分析試験により、材料中の硫黄成分と窒素成分の有無を判定し、その結果を基に燃焼試験で定量分析を行うガスの種類を2~5種へ絞り込みます。 そして燃焼試験による発生ガスの定量値から毒性指数(ITC)を算出します。
具体的には、樹脂が燃焼する時に発生する毒性ガスの量を評価する試験で、評価の対象ガスはCO、CO2、SO2、HCN、NOxの最大5種類となります。試験は事前に行う定性分析試験により、材料中の硫黄成分と窒素成分の有無を判定し、その結果を基に燃焼試験で定量分析を行うガスの種類を2~5種へ絞り込みます。 そして燃焼試験による発生ガスの定量値から毒性指数(ITC)を算出します。