HOME > 燃焼試験 > 大型耐火炉燃焼試験
大型加熱炉はJECTECにおいて認定試験を実施している、消防庁告示第10号における耐火電線評価が主目的の試験装置であり、小型加熱炉では試験できない大サイズのケーブル(導体サイズ1000mm2超(単心)または325mm2超(多心)や耐火バスダクト等の試験に使用されます。
バーナは炉内左右4つずつ有し、炉内温度は最高1200度までの昇温能力を有します。
炉内温度は制御用熱電対の信号をあらかじめ入力したプログラム温度にフィードバックして、バーナへのガス流量及び炉内圧力(空気流入・排気)の調節をすることによって制御されます。 このプログラム調節計には様々な加熱パターンを入力することができ、小型加熱炉では制御しにくい急激な温度変化及び、温度を降下させるようなパターン等の温度制御も対応可能です。
以上のような特徴から、耐火電線の加熱曲線であるJIS A 1304(30分で840度昇温)以外に、最近ではJIS A 1301の2級加熱曲線(9分で840度昇温-1分保持-20分で150度まで下降)や、ドイツ規格のRABT曲線(5分で1200度昇温(注1)-25分保持-110分で常温まで下降)等に対応した試験も実施することができる。
表1.に大型加熱炉の主な仕様を示します。
バーナは炉内左右4つずつ有し、炉内温度は最高1200度までの昇温能力を有します。
炉内温度は制御用熱電対の信号をあらかじめ入力したプログラム温度にフィードバックして、バーナへのガス流量及び炉内圧力(空気流入・排気)の調節をすることによって制御されます。 このプログラム調節計には様々な加熱パターンを入力することができ、小型加熱炉では制御しにくい急激な温度変化及び、温度を降下させるようなパターン等の温度制御も対応可能です。
以上のような特徴から、耐火電線の加熱曲線であるJIS A 1304(30分で840度昇温)以外に、最近ではJIS A 1301の2級加熱曲線(9分で840度昇温-1分保持-20分で150度まで下降)や、ドイツ規格のRABT曲線(5分で1200度昇温(注1)-25分保持-110分で常温まで下降)等に対応した試験も実施することができる。
表1.に大型加熱炉の主な仕様を示します。
【試験装置外観】 | 【炉内透視図】 |
■装置寸法(内寸) 縦2,100×横1,500×高さ1,300(mm) |
■ケーブル引出口寸法 300×300(mm) |
■バーナ 左右各4箇所 |
■空気流入口 左右上部5箇所(計10箇所) |
■排気口 炉内床面中央1箇所 |
■熱電対 制御用・・・左右各1本(計2本) 測定用・・・左右各2本(計4本) |
■試験体温度測定点数 最大20点 |
■試験体挿入方法 台車挿入式 |
■炉内確認窓 2箇所(台車側) |