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■試験項目
IEC 60754-3
IEC 60754-3
IEC 60754-3は、ケーブル被覆材料の燃焼時発生ガス試験として規定されたIEC 60754シリーズの一つとして、2018年に制定された試験規格です。
本試験方法では、燃焼時発生ガスに含まれる各ハロゲン(フッ素、塩素、臭素及びヨウ素)のそれぞれの含有量をイオンクロマトグラフィを用いて測定します。
IECでは中圧以上のケーブル製品規格(IEC IEC 62067, IEC 60840, IEC 60502-2)においてハロゲンフリーシース材料(ST12)の評価方法にこの試験が追加されます。
本試験方法では、燃焼時発生ガスに含まれる各ハロゲン(フッ素、塩素、臭素及びヨウ素)のそれぞれの含有量をイオンクロマトグラフィを用いて測定します。
IECでは中圧以上のケーブル製品規格(IEC IEC 62067, IEC 60840, IEC 60502-2)においてハロゲンフリーシース材料(ST12)の評価方法にこの試験が追加されます。
試験方法詳細
約1gの試料を950±15℃に加熱した燃焼管に挿入し、燃焼により発生したガスを蒸留水に通します。その後、この吸収液中のハロゲン濃度をイオンクロマトグラフィによって測定し、試料1g当たりの含有量として算出します。
推奨要求値
ハロゲン | 推奨要求値 |
---|---|
塩素 | ≦1.0mg/g |
フッ素 | ≦1.0mg/g |
臭素 | ≦1.0mg/g |
ヨウ素 | ≦1.0mg/g |